山口晴菜

伊良湖をホームポイントにサーフィンをしています。海に入るたびに感じるのは、波やコンディションに合わせて自分のサーフィンをどれだけ表現できるかということ、そしてその表現を支えてくれるボードの存在の大きさです。特にロングボードの場合、長さや浮力がある分、ボードのバランスや細かな設計がサーフィンのフィーリングに大きく影響するため、自分に合った一本と出会えるかどうかはとても重要だと感じています。
現在は女性のロングボーダーも増え、海の中でも女性サーファーの存在は以前よりずっと多くなりました。しかしその一方で、女性の体格やサーフスタイルに合わせて作られたロングボードはまだそれほど多くないのが現状だと思います。多くの場合は男性向けの設計をベースにしたボードを使うことになり、体格や脚力の違いによって扱いづらさを感じることもあります。
そんな中で、アンリさんには女性サーファーである私に合わせたロングボードを制作していただいています。体格や体重、脚力といった身体的な特徴はもちろん、私がどんなサーフィンを目指しているのか、どんな動きを大切にしたいのかといった部分まで丁寧にヒアリングしていただき、それをボードの形として具体的に表現してくれます。
例えば、パドルのしやすさやテイクオフの安定感はもちろん、ノーズライディングのときの安定感やターンの軽さなど、ロングボードならではの動きをバランス良く引き出せるよう細かく設計されています。女性でもしっかりコントロールできる軽快さがありながら、波に乗ったときの安定感もしっかりあるので、自分のサーフィンに自信を持ってアプローチできるようになりました。

伊良湖のビーチブレイクはコンディションの変化も大きく、波のサイズや形によって求められる動きも変わります。そのような環境でもアンリさんのボードはとても扱いやすく、波に合わせてスムーズにラインを描くことができます。テイクオフからライディング、ターンやノーズライドまで、ロングボードの魅力をしっかり感じながらサーフィンができるのが大きな魅力です。
また、自分にフィットしたボードを使うことで、サーフィンそのものをより楽しめるようになったと感じています。安心してライディングに集中できるので、新しい動きにも挑戦しやすく、サーフィンの幅が広がっていく実感があります。ボードが変わることで、自分のサーフィンの可能性がここまで広がるのかと感じる場面も多くありました。
これからさらに経験を積みながら、ロングボードの魅力や楽しさをもっと多くの人に伝えていきたいと思っています。その中で、自分のサーフィンを支えてくれるアンリさんのボードは、とても大切な存在です。女性サーファーにも本当にフィットするロングボードを作ってくれるシェイパーとして、これからも多くの人に知ってもらいたいと思います。
